先日、職場の飲み会に参加してきました。
私はビールが大好きで、みんなで楽しく飲むお酒が好きです。
飲みの席だからこそ聞ける本音や愚痴、普段見れない意外な一面が知れたりして、人間関係の潤滑油になります。
昔は職場の飲み会は大っ嫌いでした。
前職は営業職だったので、ゴリゴリの体育会系で飲み会も多く、参加は当然で断ることなどできない空気でした。
上司、先輩への気遣いやしょーもない話を聞かされて疲れるし、一気をさせられたり歌を歌わされたり、モノマネを強要されたりと地獄の時間でした。
そこから学ぶこともありましたが、早く終われとずっと願っていました。
酔ったふりしてトイレに逃げて、会が終わるのをひたすら待つこともありました。
今のように断れる若者がうらやましい。
さらに家に帰ると妻から美味しいもの食べれていいねと羨ましがられることも苦痛でした。
好きで行ってるわけじゃないのに><
それから転職して環境が変わり、飲み会を楽しめるようになってきました。
自分は飲み会が嫌いなのでは無くて、環境が合わなかったんだ。
今の職場の人はみんな優しくて、平和な飲み会で楽しいです。
そして今回の飲みの席では、普段は穏やかな私の上司が涙する姿を初めて見ました。
私が病気から復帰したこと、一緒に働けることに感謝していることを涙ながらに話してくれました。
人前では泣かない私も、たまらず涙を堪えきれませんでした。
今の上司との付き合いは長く、以前は私の下で一緒に働く部下の関係でした。
とても人間味があって自分だけでなく全体を考えて行動できる所、責任感が強くチームの幸せを自分のことのように喜べる熱い所がとても素敵な方です。
この人が管理職になったら素敵だな。
この人の作るチームが見たいなと思い、上に推薦させてもらい、同じラインで働くことになりました。
その数年後私が病気をして休職し、8ヶ月ぶりに復帰することが決まった際、復帰場所の確保に奔走してくれたのがその人だったと後から知りました。
人事の話し合いで周囲と相当もめたようですが、私と一緒に働きたいと強く押し通してくれたおかげで、今は私が部下として働くことになりました。
大変な思いをしながらも私のことを考えて導いてくれたことに感謝しかありません。
結果、私は今とても働きやすい環境で幸せです!
私の好きな言葉で「情けは人の為ならず」というものがありますが、今回まさにそれを実感しました。
人のために尽くすことで、巡り巡って自分に還ってくる。
結局この日は楽しすぎて終電を逃し、タクシーで帰りました。
してあげたことよりもしてもらった感謝の気持ちを忘れず、これからも生きていこう。
Yamapy☆